出版社とレーベルの違い

例えばコミックを紹介するとき「白泉社」としたあとに「花とゆめコミックス」という名称が出てきたり、「白泉社文庫」とか出てきたり、困ったことがあります。
これって何の違いなんでしょうか。

超簡単に言ってしまえば「出版社」と「レーベル」の違いです。

出版社とは情報(コミックとか小説とか)持ってて色々働きかけられる会社のことで、レーベルとは、出版社が情報を世の中に出すとき、どのように出そうかと頭を捻らせた結果の形態のことです。

例えば「おまけの小林くん」を挙げてみましょう。

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作者は「森生まさみ」さんで「おまけの小林くん」はポップなコメディー、略してポップンコメディーと言ってます。今気づいたけど略されてねぇな。そしてこの情報は今必要ねぇな。

この作品は「花とゆめ」という少女漫画雑誌で連載されていました。
単行本化するとき「花とゆめ」雑誌で連載していたから、そのまま「花とゆめコミックス」というラベルをつけて店頭に並びました。1997年のことです。思えばそんなに昔なんですね(遠い目)。

花とゆめで連載されていたから花とゆめコミックス。分かりやすい。

あれからウン十年。さすがに当時のコミックス状態のまま店頭に並べておくことはできなくなり、情報を世に広める役務を担う白泉社さんは頭を悩ませます(知らんが)。そして「そうだ、文庫本として新しく発売すればいいんじゃね?」と閃いたかどうかは分かりませんが、そうして再び、外装やサイズを変えて、おまけの小林くんが皆さんの目に触れることができるようになりました。

めでたしめでたし。

そんなわけで、おまけの小林くんは2020年現在、「花とゆめコミック」と「白泉社文庫」の2つのレーベルにまたがって、販売されております。

つまりレーベルとは、出版社が情報を世の中に出すための媒体、形態のことを指しているのです。
ん? 冒頭で同じこと言ったな。

同じ出版社でも年代によって出版形態が異なるのは、年代が異なるからといって1回も「更新」作業させないと、今の若い世代には届かないよね。ということで、よくある登録サイトの「空更新」で、中身が何も変わってないのに上位ヒットするように形態を変えて、新しい販売だよ、と出版社が広めてくれるわけですね。ありがてぇ。

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